注1: |
オレンジ |
フランスのシャトーなどにはオレンジ温室(orangerie)がありましたが、オレンジは貴族のシンボルでもありました。20世紀前半まではオレンジは高級果実だったので、クリスマスには子どもにプレゼントや見舞などに使われたそうです。日本でのマスクメロンに相当する感じでしょうか? |
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注2: |
鉛の兵隊 |
第一次世界大戦が勃発したのが1914年。そんな時代を反映して子どもたちも鉛の兵隊を喜んだのでしょうか?・・・ |
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注3: |
テディベア |
テディベア(Teddy bear )は、フランスでは「ours en peluche(ぬいぐるみの熊)」あるいは幼児語で「nounours(ヌヌース) 」と呼ばれます。
ドイツで生まれた熊のぬいぐるみ。パリの玩具会社が縫いぐるみの熊をコレクションに入れのは1921年。ここでブームがおきたのでしょうね。
フランスのテディベアのサイトに歴史が書いてあり、20世紀初めのテディベアの写真が入っていました。ページの上で、右手にドイツのSteiff社の熊(1903年)、その下の左手はパリのPintel
社の熊です。 |
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注4: |
着せ替え人形 |
プレゼントに選ばれていたのは「レナル人形(Poupée Raynal)」という名前で、20世紀前半にフランスで流行った高級な人形です。日本で通用している表記は「レイナル」かも知れません。
パリの人形博物館でも特別展示会(Exposition sur les poupées Raynal)が行われたようです。こちらのページにも美しいレイナール人形の写真が多く出ています。ネットオークションに出ているのはこちら。 |
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書籍も出版されています ⇒ |
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注5: |
ミニチュアカー |
フランスのメーカーであるMajorette社製と特定されていました。 |
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注6: |
モンチッチ |
1970年代から日本商品がフランスの子どもたちの人気を集めます。この「モンチッチ」も日本で生まれた縫いぐるみ。ネーミングは、フランス語の「モン(私の)」と「プチ(小さく可愛い)」を合わせたことにも由来しているようですが、フランスでの商品名は「Kiki」となっています。 |
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