文化遺産公開の日
Journées du Patrimoine
芸術の秋! 毎年9月の3番目の週末は「文化資産の日(Journées du Patrimoine)」とされています。文化省が1984年に創設しました。

個人の家や行政のオフィスとなっている歴史的建造物が、この時だけ一般の人々の見学が許されたりするのです。大統領官邸や市役所などは歴史的にも価値がある建物ですから、こんな機会に見学できるのは嬉しいものです。博物館などの中には、この時には無料で入場できるところもあります。各地で様々なイベントも行われます。


県知事の事務室を見学する人々
日本の国宝や重要文化財に相当するのは「歴史的建造物(monument historique)」。歴史的建造物として認可・登録されているものは全国で4万ほどあります。ちなみに、その半分は個人が所有する建物だそうです。
 ← 歴史的建造物に指定されていることを示す標識
この文化遺産公開のイベントにはフランス国内で16,000カ所が一般公開され、フランス人の5人に1人が見学をしているそうです。現在では、フランス以外の国々(49カ国)でも同様のイベントを行うようになっています(2010年)。
文化資産公開日情報: Journées européennes du Patrimoine(文化省のサイト、仏語)
文化省のオフィスがある建物(Palais-Royal) を写真で見学できるページ(右の絵をクリック)
作成:2003年11月 最終更新:2010年11月


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