フクロウと猫
ディジョンのフクロウ
Dijon, c'est chouette !


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 ブルゴーニュ地方で一番大きな町はディジョンです。お土産物屋さんを覗くと、フクロウ・グッズがたくさん売られています。フクロウはディジョンの町のシンボルなのです。


フクロウの道しるべ

 フランスでは昔ながらの面影を残している地区を「vieille ville (旧市街)」と呼びます。ディジョンの町の旧市街は、フランスで3番目に広いのだとか。一番はもちろんパリ。それに続くのはボルドー。

 ディジョンの旧市街は、散歩するのに丁度良い広さだと思います。中世から王朝時代までの歴史的な建物が目白押しです。広さという点ではパリやボルドーに負けるわけですが、散策する楽しさからいったら、ディジョンの方が楽しいと私は思っています。

 主だった観光スポットは、道路に埋め込まれたフクロウのマークをたどって行くと見えるようになっています。これができたのは最近のことで、2005年だったですね。

 歩いて1時間くらいのコースになっているそうです。でも、何でもなさそうな路地に入って行ったり、館の中庭に入ってみたりしてくださいね。びっくりするほど美しい建物に出会います。

 コースは、こちらです ↓

地図を大きくして開く
なぜフクロウなの?

 ガイドさんと一緒にディジョンを観光していらしたら、なぜフクロウが町のシンボルになっているか教えてくれるでしょう。

 フクロウがいるのです。

 ディジョンの旧市街の中でも一番美しい地域が、ノートルダム教会がある辺りです。そこに「フクロウ通り(Rue de la Chouette) 」があります。

 言われないと気がつかないかも知れませんね。屋根の上に猫とフクロウがいます。

この屋根がある家は
Maison Millièreと呼ばれます。

左手がノートルダム教会


 猫とフクロウがいる屋根を持つ建物は、中世のお店のつくりを見せる建物です。長いこと放置されていたのですが、最近になってお土産屋さんになりました。2階部分は軽い食事ができるレストラン。

 なぜ猫とフクロウがいるのかというのには言い伝えがあります。このお店の奥さんは美人だった。素敵な女性のことを、フランス語ではchouette(フクロウ)と言うのです。

 美人の奥さん、つまりフクロウが盗まれないように猫が見張りをしている。

 ・・・と、ディジョンに住む友達から教えられたのですが、むしろフクロウは猫に狙われているのではないでしょうかね?・・・

 でも、フクロウ通りは、この屋根の上のフクロウに由来しているのではなくて、もう少し先に有名なフクロウがいるのです。

 というのも、建物は15世紀に建てられたのですが、この猫とフクロウは20世紀になってから付け加えられただけなのです。

 本物のフクロウは、ノートルダム教会が建てたれたときのものですから、中世からいるフクロウなのです! しかも、願いごとをかなえてくれるフクロウなのです!
願いごとをかなえてくれるフクロウは、どこに?   
作成: 2008年7月
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