まだ野原には何も花がない時期なので、特別にこの花をいとおしく思ってしまいます。
ペルス・ネージュは本来は森や野原に咲く花なのですが、咲いているのを見かけるのは庭先です。背のたけが10センチくらいの小さな草で、繊細で可憐な花をつけています。人が住まなくなった家の庭に群生しているのを見ると、かなり生命力のある植物のようです。
ぺルス・ネージュは何と呼ぶ?
「ペルス・ネージュ (perce-neige)」を仏和辞典を引いたら、「スノードロップ、ユキノハナ(雪の花)」という訳になっていました。「マツユキソウ(待雪草)」という名でも呼ばれるようです。
厳しい冬にもめげず、1月ころから咲き始める花です。「ペルス(perce)」は「錐(きり)などの穿(せん)孔具」、「ネージュ(neige)」は「雪」という意味があります。percerという動詞は「突き刺す、穴をあける」という意味があります。
ペルス・ネージュというフランス語は、雪を突き破る花のイメージがあります。そのまま日本語にして「雪割草(ユキワリソウ)」と呼びたくなりますが、日本の雪割草とは全く異なる花のようです。
外部リンク: りーちの森の雪割草 |
|
|