ブドウの花

ブルゴーニュに住んでいると、ワインはとても身近な存在です。今年のブドウは出来が良いだろうか?…と気になるので、よくブドウ畑を見に出かけます。

あぜ道一本はさんだだけで、ワインの等級が大きく変わるのを見るのもおもしろいものです。

ご存知でしょうか? フランスでワインとなるブドウの木は、腰をかがめて収穫しなければならないほど低く育てられます。

ブルゴーニュのワイン通は、お店でワインを買うことはなく、ワイン醸造農家に買い付けに行きます。ブドウの収穫は機械でなく手で摘んでいるか、畑の手入れが良いかなども、ドメーヌ選びの基準になります。


春、葉が大きくなってきたころブドウに実がつき始めます。




マウスを近づけてブドウの花を見てください
ブルゴーニュ地方のブドウ畑 (5月)

上の写真は5月初旬にブルゴーニュ地方(シャブリとボーヌ周辺)で撮影しました。

ブドウの場合は、実のようなものができてから、それに花が咲きます。花はとても小さいので、近づかないと見えません。開花時期もとても短いので、見かけたときには嬉しくなります。

ブドウの花が咲いてから何日目というのを収穫の目安にするそうなので、ブドウを栽培している方々は注意して見ているのでしょうね。



2005年6月4日 ボージョレーで撮影


日本のワイン産地である山梨県の方々とお仕事をしたときに、ブドウの花を天ぷらにするとおいしいと教えていただきました。まだ試していません。

作成: 2003年6月 更新: 2010年6月

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