Grisouより
B&B民宿を経営しているグリズー
Chambre d'hôtes chez Grisou
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 フランスのB&B民宿

 外国人がフランスにいらしたら、B&B民宿に泊まるのが一番おもしろいのではないでしょうか?

 B&B民宿は、普通のお家にお友達のように泊めてもらう、というものです。フランス人たちがどんな風に暮らしているのかが分かる。それで、外国人には特に人気があります。

 上の写真は、わたしが経営しているB&B民宿の寝室です。2つあるうちの1つ。

 とっても広い部屋なのです。写真に写っているのは部屋の3分の1くらいだとご想像ください。

 左側にはシングルベッドがあるので、3人家族で泊まれます。エキストラベッドを幾つも入れるスペースの余裕もありますが。もちろん専用のバス・トイレもありますよ。

 我が家はアンティークを集めるのが好きなので、色々置いてあります。例えば、暖炉だった部分の横に昔の乳母車があるのが見えるでしょうか?

 ところでB&B民宿は、フランス語では「シャンブル・ドート(chambre d'hôtes)」と呼ばれています。「お客様用の寝室」という意味です。

 普通のお家ですから、色々なところがあります。ものすごく豪華なお城から、質素なところまで。うちは、中間くらいだと思います。料金も中ぐらい。1泊料金は夫婦二人分で45ユーロ(6,000円くらい)です。

 朝食付きですから、ホテルより安いのは確実だと思っています。ホテルでこのくらい広い部屋をくれるところは、かなりデラックスですから。

 B&B民宿は商売ではありません。うちでも、お金儲けをしようとは思っていません。

 それで、観光客が多いシーズンにはいつでもお客さんを受け入れていますが、秋から春までは、ほとんどお客さんを受け入れません。もちろん、一年中オープンしているB&Bもありますけれど。

 わたしは支配人

 フランスのB&B民宿というのは、宿泊料金はいただきますが、お客さんは普通の家に泊まるので遠慮がちにするのが常識になっています。

 だから、ホテルのように、なんだかんだと言ってきたりはしません。

 それで支配人の私も拘束されることはなく、のんびりとお昼寝をすることができます。

    
写真をクリックすると、私をアップで見ることができます
 この部屋はサロン。

 私がソファーにしているのは何だか分かりますか?

 馬車の座席だったものです。

 ソファーにしては変だ・・・と思われたかも知れませんね。

 お客さまの接待係は犬たち

 わたしは支配人なので、お客さまにはちょっと挨拶するだけにしています。

 それでは冷たいではないか・・・と思わないでください。

 犬たちが愛嬌を振りまく、ということになっています。

 ちょとうるさ過ぎる・・・と思われる方もあるかも知れませんが、ホスピタリティーも大切だと思うのです。

 でも犬は嫌いという人が来たときには、目立たないところに隠すという気遣いもしています。

 リクエストすれば夕食も出します

 B&Bとは、ベッド・アンド・ブレックファースト。

 だから、朝食とベッドルームを提供すれば良いわけです。

 普通はそれだけで済ませるのですが、わたしのところでは、ご希望があれば夕食も出します。

 立派なレストランのような食事ではなくて、普通の家庭料理ですけれど。でも、それもおもしろいのではないでしょうか?

 食事をつくるのは、料理が上手なパパが担当しています。

 夕食をリクエストされた方には、食前酒も出します。

 季節が良いときはお庭で。パパたちとのおしゃべりも楽しめます。気が合うと長々おしゃべりするし、つまらないお客さんだと、あっさりと済ませます。

 それから、お客さん専用のダイニングルームで夕食。

 フランスのB&B民宿で夕食を出すときには二通りあります。家族の人たちと一緒にテーブルを囲んで食べる。お客さんだけで食べる。この二つです。うちでは後者のタイプです。

 よそでも、そうしている方が多いそうです。料理をつくって、自分もテーブルに座るというのは大変ですから。

 

次のページでは、
わたしのB&B民宿に泊まられたときのお勧めスポットをご紹介する予定ですが、
まだ仕上がっていません。 

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