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パソコン操作・トラブル解決記録

パソコン操作: 日本語キーボードのパソコン(Windows搭載)で

フランス語を入力する

2011年1月現在の情報
 使用OS:  Windows Vista
使用ソフト:  Microsoft Office 2007、IME 2010、IE 8  など

基本的操作: 日本語キーボードのPCでフランス語を使う > 「フランス語を入力する」目次

 文字コード表を利用して特殊文字を入力する


内容: このページでは次の3つの方法について記す。
特殊文字として挿入する (「記号と特殊文字」機能)
IMEパッドから挿入する
文字コード表を使って入力する
文字コード番号で入力する

注意: ここで入力を検証したのはVistaである。Windowsもバージョンによって多少異なるので注意すること。


特殊文字として挿入する (「記号と特殊文字」機能)
仏語使用頻度 Word Excel PowerPoint Internet Explorer Windows Mail
× ×

文字を入れたい場所にカーソルを置く。半角入力にしておく。

Office 2007の場合、リボンの[挿入]タブを開き、リボンの右端に出た[記号と特殊文字]をクリックして開く。
「記号と特殊文字」をクリックしてから、
「その他の記号」をクリックした画面

開いた窓で、一番下にある「その他の記号」をクリックする。

記号と特殊文字」に出る文字を選び、[挿入]ボタンをクリックすると(あるいはダブルクリック)、文書の中でカーソルの位置に指定した文字が入る。
【注意】
  • フランス語の特殊文字が入っているのは、「種類」で[ラテン 1 補助] や[ラテン拡張A]である。欲しい文字が表示されていない場合には「種類」を変えるか、文字の横のスクロールを進めること。
  • アクセント付き文字がないフォントもあるので、フォントの種類にも注意すること。
入力が済んだら、「閉じるボタン(X)」を押してダイアログを閉じる。


外部リンク:
ワード動画(Word 2003と思われる): アクセント記号付きの文字を入力する エクセル・ワードの使い方ならaoten
上に書いたのはWord 2007なので、この動画の操作とは異なる。



IMEパッドから挿入する
仏語使用頻度 Word Excel PowerPoint Internet Explorer Windows Mail

と同じような方法だが、特殊な文字は IME パッドからも挿入できる。

方法:
文字を入れたい場所にカーソルを置く。半角入力にしておく。

IMEツールバーから[ IEMパッド]を開く。
文字一覧アプレット

フランス語のアクセント記号付き文字が入っているのは、ここでも[ラテン 1 補助]や[ラテン拡張A]だ。
フォント指定の横にあるファイルマークをクリックすると、文字列が横に広くなって見やすい。

使いたい文字を選択してクリックすれば、文書でカーソルを置いていたところに文字が挿入される。
作業が終わったら、「閉じるボタン(X)」をクリックして窓を閉じる。



文字コード表(ASCII コード)を使って入力する

効率が悪いとしか思えないが、「文字コード表」というものがWindowsにはあるので、それを使って入力する方法がある。

文字コード表の出し方:
[スタート] ボタン をクリックし、[検索] ボックスに「文字コード表」と入力する。結果が表示されたら [文字コード表] をダブルクリックする。

あるいは、次の方法でも「文字コード表」が開く:
[スタート]メニュ ⇒ [すべてのプログラム] ⇒ [アクセサリ] ⇒ [システム ツール] ⇒ [文字コード表]

「文字コード表」が開く。
表示されている文字の中で使いたい特殊文字をダブルクリックすると、「コピーする文字」の中に選択した文字がはいる。

あるいは、文字をシングルクリックして[選択]ボタンを押し、さらに[コピー]ボタンを押す。

文字を入れたいドキュメントを開き、特殊文字を挿入する場所にカーソルを置き、右クリックで開いた窓から「貼り付け」を選ぶ。

これで入れたかった特殊文字が入ったことになる。



文字コード番号で入力する

文字に対応したコード番号があるので、それを指定して文字を入力するという方法がある。

Windowsで使える文字コードとして、次の2つが紹介されていた。

指定する文字コード 操作方法
Unicode(16進)
文字コード
[文字コード番号]を入力してから、[ Alt]キーを押しながら[X (エックス)] を押す
【例】 € (ユーロ通貨記号) を挿入するには、「20AC」と入力し、[Alt] キーを押しながら[X (エックス)]キーを押す。
ANSI (10 進)
文字コード
Alt + [文字コード (テンキー)]
【例】 € (ユーロ通貨記号)を挿入するには、[Alt] キーを押しながら、テンキーで「0128」と入力する。
【注】 文字コードを入力する前に、NumLock キーがオンにしておくこと。テンキーを使わずにコードを入力すると文字がでないようである。

(Unicode (16 進) 文字コード、 ANSI (10 進) 文字コードがあるわけだが、まずこのコード番号を把握しておかなければならない。

で紹介した「記号と特殊文字」を開くと、挿入したちアクセント記号付きの文字が出る。文字コード番号はここで確認できるようだ。

「コード体系」を開いた場面

上図に赤い矢印を入れた「コード体系」で使う文字コードを選択してから使う文字を指定すれば、「文字コード」がわかる。

他にも、で開いた文字コード表でもコード番号は見つけることができる。



外部リンク:
ASCII Characters range ユニコード文字一覧表 (入力検索):Unicode 3rdpageSearch Jp
文字コードのはなし - ASCII, Windows, Mac, ISO 8859, Unicode 【大阪外国語大学 多言語同時処理室】



ひとりごと:

フランス語で文書を書く機会は多いので、アクセント記号を入力するたびに文字コード表などを開く手間はかけたくないので、これらの機能については余り知らないかった。調べてみると色々な方法があることが分かったので面白かった。

それにしても、文字コード番号で入力するは面倒な方法である。パソコンの機能が劣っていた昔ならともかく、今の時代にこの方法を使っている人がいるのだろうか?...




   



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