昼顔
famille du liseron
日本の夏というと朝顔を思い浮かべるのですが、フランスではほとんど見かけません。
確かに種は売っているし、小学校の先生をしている友人は教材で朝顔を育てていると話していたことがあるので、存在はするのです。でも庭先で朝顔を咲かせている家はめったに見かけません。
たまに朝顔を見かけても、たいていは青い色をしています。日本のように色々な種類があるというのとはほど遠いのです。石灰質の土には合わないので、育てる人がいないのかも知れません。
でも雑草のヒルガオはよく見かけます。ツルがはびこるので、ガーデニングでは雑草として嫌われています。いづれにしても、この形の花には日本人のような愛着は覚えないらしいと感じています。
liseron des champs
ブルゴーニュで最もよく見かけるのは、この淡いピンク色のヒルガオ。花の直径は2センチ前後。
悪質な雑草として扱われるのは可愛そうなくらい愛らしい花だと思うのですが・・・。
白い昼顔もありました。
花の直径は5〜9センチくらいあります。
calystegia silvatica
作成:2004年7月