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農業の方向付けがあるらしくて、最近はヒマワリ畑が少なくなったように感じています。適した土地はブドウ畑などに近いのか、ワインの産地の近くのあたりではよく見かけます。 それでもフランスで見渡す限り畑が黄色一色になるのは、春の菜の花の時期だと思います。菜の花の方が作付面積は広いのではないでしょうか。右も左も地平線のかなたまでヒマワリで埋まった世界が広がっている、という景色はフランスでは見たことがないような気がします。 それなのに、スーパーの食料油を売っているコーナーではヒマワリのオイルが目立ちます。天ぷらをつくるには菜種油の方がカラリとあがるらしい、という結論に私は達しているのですが、菜種油を探すのには苦労します。 ところでオイルの中では、癖が一番ないのはブドウの種でつくるオイルだと言われています。これは菜種油よりははるかに簡単に見つかります。日本にはブドウの種のオイルなどというものがあるのでしょうか? ブドウからオイルもつくるなどというところ、さすがワインの国フランス、という気もしてしまいます。 |
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毎年夏には、朝市に出店している農家からヒマワリの花を買います。 畑に生えているものより小ぶりなので、花瓶に活けるには便利です。 |
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作成:2004年7月 |