遠くからでも白い色が目立って見えるので、森の中でキノコを探すよりは簡単に見つかります。もっとも、「いっぱいある!」と喜んで近づいてみると、石ころだったりすることもよくあります。ブルゴーニュなどは石灰岩の土地なので、小石も白いことが多いのです!
家畜の糞がキノコを育てるのでしょう。牛がいる牧場にキノコが生えるようです。それを知らないうちは、草原を無駄に探し回っていました。
というのも、放牧されている牛は草を食べつくすと場所を移動されるので、牧場になっていても牛がいない所もたくさんあるからです。フランスで肉牛を放牧している農家に牛の数と牧場の広さを聞くと、牛1頭あたり1ヘクタールくらいの広さがあるようなのです。
牧場に生えるキノコの名前は「rosé des prés(牧場のピンク)」。傘の下の部分がピンク色をしているのです。 |