ティラミスより

イタリアからの報告



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ネコ探しでも楽しめるローマ観光 A la recherche du chat romain...


 「猫通り」という名の道

 生きたネコを遺跡で見るのはローマではありふれていると思う人のためには、「猫通り」というのもあります。これもパンテオンから近い所にあります。

 この通りの名前は、建物にネコの彫像があるからついたのだそうです。よく見ると猫だか何だか分からないけど、長い間雨にさらされた彫像だからなのでしょうね。

写真には警官が写っていますが、この猫を護衛するために立っているのではありません


 ネコをあしらったローマの風景

 ローマにはいたるところに遺跡が転がっているのですが、ネコ探しの観光も楽しめる町なのです!

 こんな所に猫がいたら、面白い写真になるのではないかと思ってシャッターチャンスを待つのも楽しいかも知れません。

 右の写真は、ローマのどうということもない道に転がっている大理石でできた大きな足。巨大な彫刻の足だったはずなのですが、なぜか粗大ゴミを出すような場所にゴミ箱と一緒に並んでいす。

 ネコが来てポーズをとるのを待つのは面倒だという観光客が、トリック写真をつくりました。足を正面から撮影しているので指しか見えなくて、足だか何だかよくわからないところも不出来の作品ですが!・・・

 こちらは「ローマの休日」という映画で一躍有名になった「真実の口」という観光スポット。

 観光客たちは教会の見学はそっちのけで、入り口のところにあるこのローマ時代の下水管に使われていた彫刻の口に手を入れる順番をつくって行列しています。

 手を入れようとしたら、ネコが飛び出してきたりするのを期待して並んでいる人もいるかも知れません!


 ともかくローマにいらっしゃることがあったら、あっちこっちにいるボクの仲間を可愛がってくださいね!

2004年9月

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