最近はＢ＆Ｂ民宿の数が増加してきたので、変わったタイプの宿も増えてきました。私も幾つか試しに泊ってみたところもありますし、見学をしたところも入れると、びっくりするようなＢ＆Ｂをたくさん見ています。ガイドブックの説明では、こんな方々の希望に答えられる素敵な宿を紹介しているそうです。 自然派の方：　木の上に取り付けられた小屋に泊まる（ガイドブックの表紙に使われている）。 アンティーク・ファン：　部屋に置いてあるものは全て買うことができる宿。先祖代々貴族が住むお城などでは、素晴らしいアンティーク家具にに囲まれた豪華な寝室が与えられることもあります。でも、売っているのは珍しいですね。 歴史が好きな方：　お城に泊まるというのは、フランスでは幾らでもチョイスがあります。何しろ、全国にあるお城の数は数万を数えるのですから！ その他、修道院、中世の要塞の中など・・・。昔を彷彿とさせる家というのは、フランスが得意とする分野ですね。 奇抜でアート感覚の内装を求める方：　嫌いだったら眠れないというところもありますね。 変わったことがしてみたい方：　むかし馬車で暮らしていた人のように泊ってみる（2007年版のガイドブックの表紙になっているのはそのルロットと呼ばれるタイプ。最近どんどん増えています）、石を彫りぬいてつくった家（寒暖の差がないので快適。穴倉の家といっても、かなり豪華なのです）、運河に浮かんだ船（船をレンタルして旅するのもフランスでは簡単ですが）、それからテント、水槽など・・・。

二人の共著ガイドなのですが、一人の方は大当たりした『Chambres d'hotes secretes（秘密のＢ＆Ｂ民宿)』というガイドブックシリーズに携わった人です。