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パソコン操作・トラブル解決記録

パソコン操作: 日本語キーボードのパソコン(Windows搭載)で

フランス語を入力する

2011年2月現在の情報
 使用OS:  Windows Vista
使用ソフト:  Microsoft Office 2007、IME 2010、IE 8  など

基本的操作: 日本語キーボードのPCでフランス語を使う > 「フランス語を入力する」目次

 フランス語キーボード配列を使えるように設定する方法


フランス語のキーボード配列にして入力する
仏語使用頻度 Word Excel PowerPoint Internet Explorer Windows Mail

したいこと: フランス語のキーボード配列を使えるようにし、さらにその配列がどうなっているのかを見るスクリーンキーボードを使う。

設定する場面:


フランス語のキーボードを使えるようにする方法

フランスのキーボードの文字配列はは私たちが使っているものと非常に異なっている。普段は日本のPCを使っているので、ショートカットでフランス特融の文字をタイプしている(キーを同時に2つか3つ押す方法)。しかし、たまにはキーボードをフランス語配列にしないと打ち込めないときもあるし、フランスのPCを使うこともある。

日本のPCにフランス語のキーボードを入れておくことは必須だ。

設定方法:
(1) スタートボタン ⇒ コントロールパネル
(2) 表示された「コントロールパネル」で、「キーボードまたは入力方法の変更」をクリック
(3) 「地域と言語のオプション」画面で、[キーボードと言語]タブをクリック
(4) [キーボードの変更]タブを開き、[キーボードの変更]ボタンを押す
(5) [テキストサービスと入力言語]画面で、[全般]タブを開き、[追加]ボタンを押す

図 1:

(6) 「入力言語の追加」画面で使用したいキーボードにクリックを入れて選択し、[OK]ボタンを押す。

図 2:


この画面で分かるように、フランス語のキーボードには幾つかの種類がある。
フランスのフランス語のキーボード配列は、図 7を参照。
ひとりごとにメモあり。

(7) [テキストサービスと入力言語]画面が開き、キーボードが追加されたことを確認できる。

図 3:


[OK]ボタンを押して終了する。

詳細説明(外部リンク):
Office プログラムの既定の言語を変更する 【Microsoft サポート / Vista - Office 2007】
[Windows Vista] 入力言語に英語以外の外国語を追加する方法を教えてください 【富士通サポート】



フランス語のキーボードを使う方法

フランス語のキーボードを使えるようにする方法」で追加のキーボードを入れると、「言語バー」で言語の切り替えができるようになる。

画面下にある言語バーの「JP」をクリックすると、右図のように言語選択画面が出る。
図 4:

この切り替えを簡単に行うには、左側にある[Alt]キーと[Shift]キーを押せばよい。


図 5: デフォルト設定画面


このショートカットは多少の変更ができるようだ。[キーシーケンスの変更]ボタンを押すと、次のような設定画面がでる。

図 6:


ひとりごとにメモあり



フランス語のキーボードのキー配列を確認したり、利用したりする方法

キー配列を覚えていないので知りたいとき、完璧に役に立つわけではないがスクリーンキーボードを表示するのは便利だ。キーの位置を確認しながらタイプすることもできるだけではなく、スクリーンキーボードのキーをクリックしても文字がタイプされる。
(1) スクリーンキーボードを表示する
フランス語配列を覚えていない場合には、スクリーンキーボードを表示して確認できる。

スクリーンキーボードを表示する方法:
  • スタートボタン ⇒ すべてのプログラム」
  • アクセサリ ⇒ コンピュータの簡単操作 ⇒ スクリーンキーボード

詳細説明(外部リンク):
[Windows Vista] 英語以外の外国語の入力設定をしたときのキーボードのキー配列を確認する方法を教えてください

言語の切り替え方法は、上のサイトを参照。

(2) スクリーンキーボードをクイック起動に入れて、いつでも簡単に開けるようにする
上に示した操作を毎回するのは面倒なので、スクリーンキーボードが開くアイコンのショートカットを作っておこう。

「スクリーンキーボード」の文字の上で右クリック。「送る」を選択し、「デスクトップ(ショートカットを作成)」をクリックする。

デスクトップにおいていても良いのだが、文書をタイプしているときにいちいちデスクトップを出すのは面倒だ。デスクトップにできたスクリーンキーボードのショートカットをクイック起動にドラッグして入れておこう(デスクトップ残るショートカットは削除してOK)。

クイック起動を有効にする方法: タスク バーにツール バーを追加する 【Windowsヘルプ】


(3) スクリーン キーボードのキーに表示されるフォントを見やすくする
フランス語の場合、アクセント記号が見えにくい。è é ê ë のような具合だ。フォントのサイズを大きくして見やすくしておくと便利である。

設定方法:
  • クリックして [スクリーン キーボード] を開く
  • メニューの[設定]タブをクリックし、[フォント] をクリック
  • [フォント名] ボックスで、Verdana、太字、サイズ12を選び、[OK] ボタンをクリック


(3) Tablet PCのキーボード
実は、スクリーンキーボードはもう一つの形でも表示できる。タブレットPCの機能だ。

設定方法:
  • スタートボタン ⇒ すべてのプログラム」
  • アクセサリ ⇒ Tablet PC ⇒ Tablet PC 入力パネル

これはパソコン画面に出る方法などを設定できるので便利なのだが、キーボード画面が非常に見えにくい。

図 7:
← 画像をクリックして拡大

上がTablet PCのキーボード、
下がスクリーンキーボードである

Tabletの方にはスクリーンキーボードにはないシフトキーを押したときの文字も書かれているし、手書きで文字を認識させる機能もある。アクセント記号付きの文字がうろ覚えで確認したい程度ならスクリーンキーボードの方が便利なように思う。

情報外部リンク:
手書き: キーボードの代わりに Tablet PC 入力パネルを使用する 【Windowsヘルプ】
Tablet PC入力パネル
スクリーンキーボードを使う (XP Vista) 【All About - Windowsの使い方】


ひとりごと:

フランス語のキーボード配列にしてタイプする方法は最も有効だ。他の方法ではフランス語を入力できないソフトもあるのだが(フランス語入力方法の種類を参照)、キーボードをフランス語配列にしてしまえば日本語版ソフトでも入力できるものさえある(画像整理ソフト Adbe Lightroomなど)。

ただし、日本語キーボードの上にはフランス語配列文字が出ていないのが問題だ。キーボードの配列を覚えていない限りは、配列を印刷したものを手元に用意しておくか、スクリーンキーボードなどを出して確認しなければならない。



フランス語のキーボードを使えるようにする方法に関して:

フランス語のキーボードには幾つかの種類がある(図 2 参照)。カナダのフランス語マルチリンガルキーボードは日本語キーボードとの配置の差が少ないので便利だという報告もあるが、私の場合はフランスのPCを使うときもあるので「フランスのフランス語」を選んでいる。

フランスのフランス語のキーボード配列は、特に数字キーの部分が大きく変わってしまうので(数字はShiftキーと同時に押す必要がある)使いにくいことは事実だ!


フランス語のキーボードを使う方法に関して:

次のページで紹介する仏語独特の文字をショートカットで出す方法も同様だが、自分の好きなようにショートカットを設定するには自分が使う全てのPCで同じ設定にしておかなければならないし、PCをリカバリーしたときや買い換えたときにも設定しなければならないので不便だ。従って、いつも同じ設定にしている。

分からないこと:
「キーシーケンスの変更」画面で、「キーボードレイアウトの切り替え」に「Ctrl+Shift」があるのだが、これを押しても何も変化がないので(タイプしてもフランス語キーボードにはならない)、何を意味するのか分からない...。



Page 3. アクセント記号がある文字はショートカットで入力する

   



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