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パソコン操作・トラブル解決記録

パソコン操作: Windows搭載PC

Word 2007

2011年6月現在の情報
 使用OS:  Windows Vista Home Premium
使用ソフト:  Microsoft Office 2007

基本的操作:

 Word 2007 で通常使うフォントの種類とサイズを設定する

   (2) Normal.dotmで設定する


したいこと: 通常使うフォントの種類やサイズを決め、Wordを立ち上げたときにはその設定でページ作成ができるようにさせたい。

ここでは「見出し」の文字や段落などの設定はせず、標準として使う文字のフォントの種類とサイズを決めるだけの説明をする。
すること: Normal.dotmで設定する。

フォントの設定をするだけなら、別のページで書いた方法の方がずっと簡単である。
「既成のフォント」で設定する


Normal.dotmを開く

「Normal.dotm」 はMicrosoft Office Word 2007 を起動するときに開かれるテンプレートで、文書の基本の表示を定義する既定のスタイルやユーザー設定が含まれている。これを好きな設定にしておけば、Wordを立ち上げたときにはいつもその設定でページが作成されることになる。

1-1. 「Normal.dotm」 を探す。

スタートボタンを押し、ボタンのすぐ上にある「検索の開始」のところに「Normal」とタイプして検索させる。



アイコンが普通のワード・ファイルとは違うことに注意。

場所は次のところにあるので、エクスプローラで探すことも可能だ。
C:\Users\[ユーザー名」\AppData\Roaming\Microsoft\Templates\Normal.dotm

後で何度もやり直すことがあることを考えて、見つかった「Normal」はデスクトップなどにショートカットを作っておくと便利である。

*この類いの、場所を見つけにくいファイルは他にもあるので、私は「どこに何があるか」というフォルダを作って、そこに入れて保管している。

1-2. 「Normal」と書かれたファイルが見つかったら、右クリックし、「開く」をクリックする。

ここで、「Normal」を普通にクリックして開いてはいけない。テンプレートではなく、普通のドキュメントが開いてしまうからである。

1-1.で作ったショートカットを使うときも同様に、右クリックしてから「開く」にすること。

普通に見えるワードのページが開くが、これがNormal.dotmであることを確認するには、下の図の赤枠の部分で「Normal - Microsoft Word」と表示されていることによってわかる。



Normalと表記されていない場合には、「文書1 - Microsoft Word」などと表示されているはずである。これは「Normal」をただクリックしてしまったために普通の文書ができてしまったはずなので、もう一度やり直すこと。



いつもデフォルトで出てきて欲しいフォントを設定する

2-1. ここではスタイルの「標準」、すなわち見出しなどをつけないときのフォントについての説明をする。

画面右上にある「標準」を右クリックする。



開く選択肢の中から「変更」を選ぶ。

2-2. スタイルの変更」画面が出るので、左下の「書式」ボタンをクリックし、開いた選択肢から「フォント」を選んでクリックする。



フォントの指定画面が開くので、ここでしたいように設定をする。



設定ができたら「OK」ボタンを押す。「スタイルの変更画面」に戻るので、ここでも「OK」を押す。



設定が済んだらテンプレート「Normal.dotm」を保存する

3-1. 設定が済んだら、Normalの保存をする。

ページに何か書いていたら、すべて削除して白紙にする

3-2. 保存するにはmボタンを押してから「上書き保存」すれば良い。

確かにNormalが上書きされるかを確認するため、あるいは「上書き保存」が済んでからワードを立ち上げてみたときに設定が反映されていなかったときには「名前をつけて保存」を選ぶ。

「名前をつけて保存」しようとしたときは、次のような表示があるはずだ。



「Templates」フォルダの中にある「Normal」に「Wordマクロ有効テンプレート」として保存されるかを確認する。

もしそうでなかった場合は「キャンセル」にして文書作成画面に戻り、ファイルの名前が「Normal」であったかを確認する。「Normal」でない文書に設定していたのなら、始めからやり直す。


設定が反映されたかを確認する

4-1. ワードを普通に立ち上げ、設定が反映されているかを確認する。

もしも設定したフォントになっていなかった場合は、正しい操作をしていなかったことを意味するので、もう一度始めからやり直す。



ひとりごと:

フォントの指定をするだけなら、「既成のフォント」で設定するで書いた方法の方がずっと簡単である。

Normal.dotmをいじるのは、のところで他にも色々な設定ができることにメリットがある。

例えば、インデントや行間などの設定も便利だ。2-2.では「フォント」を選んだが、「段落」を選択すれば良い。




Normal.dotmを変更することに関するマイクロソフトのサポートの説明:
標準テンプレート (Normal.dotm) を変更する
これに従ってもできないと思うのだが...。

Normalのファイルをおかしくしてしまったときには、このファイルを削除してしまえば、次にワードを立ち上げたときにはデフォルトのNormalが再生してできる仕組みになっていたような気がするが、未確認である。




   



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