サラダにする野草:
タンポポの葉 (pissenlit)
収穫期: 1月

凍てつくような寒さの中でも、山菜とりの楽しみがあります。ブルゴーニュでは、野原に行けば、かなり簡単に見つかるタンポポとマーシュという草があります。

両方ともサラダにします。本来は野草なのですが、八百屋さんでは栽培物が売られます。
タンポポは、花が咲かないうちの葉が食用になります。

ナイフを持っていって、根の部分から切り取ります。日を浴びて硬くなっていなくて、白いくらいの方が良いのです。

炒めたベーコンを入れてサラダにするのが一般的です。少し苦味があり、普通のサラダにはないおいしさがあります。

タンポポ(pissenlit)
タンポポは、フランス語ではpissenlit(ピーサンリ)。「おねしょ」と聞こえてしまう発音なのですが、タンポポには利尿効果があることから付けられた名前なのでしょう。
フランスでは、山菜はあまり食卓にのぼりません。食べるのはタンポポとマーシュくらいです。その他には、特別に詳しい人たちが知っている薬草があるくらいです。

タンポポもマーシュも栽培もされているので、八百屋さんで簡単に買えますが、野生の方が独特の風味があります。自分で取ってくると、土を落とすために何度も洗ったり、痛んだ葉をとったりするので、かなり手間がかかります。

内部リンク: タンポポ(花で作るジャムなど)
内部リンク: サラダにする野草: マーシュ
作成: 2003年3月 最終更新: 2010年11月

Home
Copyright © Bourgognissimo. All Rights Reserved.