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シャンパンのグラスは、大きく分けて2つの種類があります。 最近は、テーブルに置くための足がなくて、常にグラスを手に持っていなければならないような形のまでありますが! でも、基本的なグラスの形は「クープ」と「フルート」。 現代のフランスでシャンパンが出されるときは、ほとんどフルート型です。 ところが... |
クープ型
フランス語では「クープ(coupe)」と呼ばれる形です。 ところが、この形のシャンパン・グラスは、フランスではほとんど見かけることがありません。
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フルート型
シャンパン・グラスとしてフルート型が定着しているのは、この方が泡が登り続けるのがよく見えるからでしょう。また、フルート型の方が泡も長い時間残るそうです。 |
シャンパングラスに凝る? |
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いづれにしても、シャンパン用のグラスには色々な形のものが市販されています。お祝い事を演出する小道具なので、凝る人もいるのでしょうね。
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仏語で「シャンパン1杯」というときには、どう言うか? フランス語では、口の広いシャンパングラスは「coupe(クープ)」、口が狭くて背が高いグラスは「flûte(フリュート)」と呼びます。 普通にレストランやカフェで使われるのはフルート型。ところが、「シャンパン1杯ください」と注文するときには、「フリュート1杯のシャンパン」ではなくて「クープ1杯のシャンパン」という風に表現するのです。 「(シャンパンを)1杯いかがですか?」と言うときも、「Je vous sers une coupe ?」となります。「Je vous sers une flûte ?」と言う人は、かなり例外的です。 これまたシャンパン・グラスの不思議・・・。(もう一つの謎の方は、こちら) なぜクープと呼ぶのか? たぶん、昔は「クープ」の形が使われていたからではないでしょうか? ところで、こんな言い伝えもフランスにはあるそうです。 初めて作られたクープ型グラスは、ポンドール夫人(ルイ15世の寵愛を受けた女性)の乳房を型にして製造され、その後のフランスでも長いことクープ型が使われていたから、というもの。 胸から鋳型をとったなんてこと、あるはずはない、とも思ってしまいますが!... |
作成: 2006年8月 更新: 2008年2月 |
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